金原明善邸工事

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 当現場は(財)金原治山治水財団様より受注した物件です。

 工事概要は床面積約128坪の日本家屋修復、新築にてトイレ棟、道路面の木塀改修工事となっています。

 場所は浜松市東区安間町の旧東海道沿いにあります。浜松に居住している方ならご存知であろう金原明善翁の生家の改修という事で、地域や近隣の方から注目される工事だと感じながら施工を進めていました。

 築220年ほど経過した生家ですが、主要構造部には腐敗もなく、造作材についても反り、割れもなく部材はとても良い物を使用していたと感じました。

 まずは仮設屋根を施工し屋根瓦の撤去後、既存部材の調査や新規材の拾い出しの作業。屋根の瓦葺きと並行し内部造作の準備、100本以上ある襖や障子等建具の修繕を行っていきます。

 特に苦労した点は当時の風情をどこまで現在に表現出来るかという一点でしたが、施工に携わる皆さんとの協力によりかなり表現出来たと感じています。

 また、庭園も復旧し見応えのある、一見の価値ある建物が完成したと思います。是非、一度皆さんにも拝見して頂けたらと思っています。

 この工事を通し、日本の古民家に興味を持ち、改めて良さを感じました。

 今後も古民家再生や寺社建築工事に携わる機会があればと思います。

担当:建築本部 池田英稔