2013年2月アーカイブ

寸座トンネル改修工事

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 当現場は天竜浜名湖鉄道の寸座~浜名湖佐久米駅間の寸座トンネル(延長166m)の剥落漏水対策を主とした工事で、剥落漏水対策及び劣化防止対策540m、導水溝設置48m、導水樋設置84m、ひび割注入20mを9月~10月の約2か月を全て夜間で施工しました。

 現場は昭和11年ごろ建設された旧国鉄二俣線の無筋コンクリート覆工のトンネルで、トンネル天頂部の一部が長年の漏水や風化の影響により表面のモルタル分が失われ露出骨材等の剥落や漏水の水滴落下によりレールの腐食や異状摩耗などが懸念されていました。

201301_05-01.jpg 工事の流れとしては、まず最初に高圧水による清掃を行い、漏水箇所Uカット後、導水パイプを埋め込み、湧水部には削孔して水抜き集水パイプを取り付け、ひび割れ注入後全体に劣化防止剤を吹き付け劣化の進行を抑制します。

 その後トンネルの既設目地に沿ってアーチ状の導水樋を設置し、最後に剥落防止用の樹脂ネットをフラットバーで等間隔に押さえアンカーボルトで固定して完了です。

 全ての作業は最終列車通過後から始発列車までの5時間で行い、鉄道輪を装着した軌陸併用のトラックに作業足場や機械を艤装して、踏切より進入レール上を移動して作業を行いました。列車の運行状況の確認や限られた時間内での作業は運転指令区と常に連絡を取りながら安全を確保しなければなりませんが、支障なく無事に完工し、発注者からも高い評価を得る事が出来ました。

担当:土木本部 関 尚彦

磐田バイパス4車線化

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201301_04-02.jpg 本工事は長年の課題、磐田バイパス渋滞解消のための4車線化工事です。約2年前となる東北の震災を受け、道路の役割・重要性を非常に強く感じます。

 私ごとですが、3年間携わって開通した三遠南信道路は現在は新東名と接続され、地域の活性化、経済効果に加え、今後予想される震災においても有効利用されることと思います。震災から逃げたくても道路がなくて逃げられなかった人、助けに行きたくても道路がなくて助けに行けなかった人。今回担当している国道1号線に向けられる期待の大きさを、多いに感じ工事着手となりました。

 思いかえせば、平成17年3月磐田バイパスの無料化で、地元の私は料金所を避けるため、よく抜け道を使い移動していました。あれから8年が経ち4車線化されました。現在は慢性的な交通渋滞も解消され、快適に通行することができるようになりました。今回携わった国道1号線が震災に強い、有効なインフラになればと思います。

担当:土木工事部 金田 学
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 当現場は、デルフィス様より発注された工事です。

 施工場所は、掛川市成滝で掛川警察署より国道1号線を東に1キロ程行った道路沿い南側となります。

 工事概要は、鉄骨造一部2階建、建築面積1,089.95㎡、延べ床面積1,053.68㎡、敷地面積3,391.37㎡、主要用途は、自動車販売店舗・自動車修理工場です。

 工期は、平成24年8月1日から11月30日で、8月2日に起工式を行い6日より杭打ち工事、夏期休暇をはさんで掘削作業に入り、天候にも恵まれ協力会社の方々のおかげで当初マスター工程通り無災害で工事を完了することができました。

 また、デルフィス様におきましてはCM方式のマネージメントの役割とご指導を頂き、静岡ダイハツ様の要求事項を的確な形で現場に繁栄する事ができたと思っております。

201301_03-02.jpg 私自身、自動車の修理工場に関しては初めての施工担当となり整備機械の設置方法等について各方面の知恵を拝借でき、スムーズな施工監理をできたことに大変感謝いたします。また、整備工場の床仕上げ(スーパーフロア)においてはコンクリートを削って鏡面に仕上げて行くもので、これも初めての施工でしたが私自身は満足のいく出来映えとなったと思っております。

 最後に、無事にお引き渡しができオープンができた事に、静岡ダイハツ販売様、デルフィス様はもとより専門協力会社各位、工事にたずさわった全ての方々に深く感謝申し上げます。

担当:リフォーム本部 鈴木宗和

メドック東郷工事

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201301_02-02.jpg 当現場は、医療法人メドック健康クリニック様より発注された工事です。工事場所は、愛知郡東郷町大字春木字西前で、住宅地の中にあります。工事概要は、鉄骨造3階建て、建築面積897.94㎡、延べ床面積2553.28㎡の有料老人ホームとなります。工期は平成24年7月20日~平成25年2月16日です。外装はサイディング貼りで、1階部分のみタイル貼りとなっていています。また、一部外壁が多角形になっていて、屋上パラペット部には、飾り屋根を設置してあり、デザイン性に富んだ設計になっております。内部は、老人ホームが個室で60室と1階にデイサービスが有ります。

 現在は、内装工事、屋上防水工事を行っていて、これから竣工に向けて、非常に忙しい時期になりますが、安全に心がけ、良い品質の物を造るよう工事を進めていきます。

担当:名古屋支店 平手一成

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 「えんしん」という呼び方で地元で親しまれている遠州信用金庫様は昭和46年、引佐・浜名両信用金庫の合併によりスタートしました。その際に本館を施工させていただいたのが弊社で、今回は遠州信用金庫様の事業継続プランに基づいて耐震補強工事を行いました。まず、平成21年に耐震診断を行い、その結果を踏まえた上での耐震化計画を提出し施工を行いました。

 今回は工事の様子などについて遠州信用金庫 理事長 田邊益己様にお話しを伺いました。

201301_01-01.jpg 中村建設を選んだ理由について「やはり、地元での実績が一番です。また、竣工建設をした会社であることも任せるきっかけになりました。」とお話しいただきました。お施主様からの要望は、営業しながらの工事のため、第一に工事の騒音を心配された点。また資材などの搬入路の確保や、工事従事者の現場への出入りについても、セキュリティー面から十分な注意をすることなどでした。これらのご要望については、週1回工程会議を開いて、その都度確認を取りながら工事を進めました。「業務に支障なく、無事に終えていただいて感謝、満足しています。また今回の改修で、フロアの構成が変わり、仕事がやりやすくなったことは思わぬ収穫です。」とお褒めいただきました。

 また、今後も細かな改修などの予定があるとのお話しがあり、「信頼して任せます」と話していただけました。

遠州信用金庫本店耐震補強工事

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 本工事は浜松市中沢町にある遠州信用金庫本店旧館の耐震補強工事を行う工事です。

 補強工事を行う旧館はSRCの5階建ての建物であり、弊社が昭和46年に施工させて頂いたものです。

 工事内容はRCの耐震壁を10面、各階所定の位置に設置し、それに伴う内部仕上げの模様替えを行っていくものです。今回の耐震補強工事の施工については耐震診断から計画、設計から弊社が関わっており、施工面も含め検討を行うことが出来ました。

 工期は平成23年10月17日より24年5月30日まで、1、2Fの部門の職員の方は一時、他フロアに移動していただき、平成23年の12月より1F部分の解体工事に着手。1月中旬に1Fの耐震壁のコンクリート打設完了、続き1月末に2Fの耐震壁のコンクリート打設を完了し順次内装の復旧、3月初旬には一時退去していただいた1、2F部門が戻り、合わせて3、4、5Fの引っ越しをしていただき、3月初旬より3Fの解体工事から着手、3、4Fの耐震壁のコンクリート打設を3月末から4月初めにかけて行いました。4月中旬に5F耐震壁のコンクリート打設を行い、5月末には引っ越ししていた部門が業務を再開しました。

 工事中の作業については壁の解体、アンカー打ち等、大きな音、埃が出る作業については日、祭日に施工を行うよう勤めましたが、一部工程の都合上、平日作業でのご協力も頂きました。騒音、埃等の対策、資材搬入の導線の確保等、遠州信用金庫の職員の皆様には、大変なご尽力及びご協力を頂き無事、無事故にて竣工を迎えることができました。ありがとうございました。

特に、務部の内藤主任には診断、計画、設計の段階から打合せ窓口になっていただき、工事中の打合せ並びに職員の皆様への工事連絡とお手数をお掛けし、この場をお借りし、改めてお礼申し上げたいと思います。

遠州信用金庫様も今回の工事に伴い事務室照明をLED照明に交換し、建物の省電力化にも努めております。

既存建物の耐震補強を行う事により長く安全に建物を使用出来るようにする事は環境に優しいと思います。

我々建設に携わる者としてもいろいろな環境に優しい耐震補強工事の提案をさせていただき社会に貢献していきたいと思います。

担当:リフォーム本部 伊藤元宏