村井牧場工事

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 当現場のお施主様である、村井時雄様は滝沢、浜松に牧場を持ち、今回施工した掛川で3つ目の牧場になります。

 約1万㎡の敷地の造成は中村建設の土木部によりH24年11月に着工しました。粘土質の地盤という悪条件のなか、2万5千㎡の切土、5千㎡の盛土工は造成を担当した大村さん、職人さんも苦労したと思います。4か月後のH25年3月に建築工事の着工。造成と建築の同時進行になり、日々の打合せは欠かせませんでした。

 敷地内には牛舎棟のほか、飼料倉庫、堆肥舎棟、発酵機が施工されています。牛舎棟の内部は120頭分の牛の寝所のほか、給餌通路、搾乳室、ミルク貯蔵室、データ管理室、除糞通路があります。牛床を仕切る柵の固定方法や、土間の打設順序に留意して施工しました。

201310_01-02.jpg 当牧場で一番興味をもったのは、除糞、給餌、搾乳等の牛を管理する作業がすべて自動で行うことができるということです。飼料倉庫から給餌通路まで自動で餌をまき、スクレーパーが自動で除糞をし、搾乳機が牛の乳を検出して自動で搾乳します。また、糞尿は発酵させることで無駄がなく、牛一頭一頭の搾乳状態や健康状態はコンピュータにて管理しています。このようにオートメーション化された牧場は希少なようです。別途工事ではありましたが、施工打合せや初めて見る設備はとても勉強になりました。

 設計・監理をしていただいた城所設計はもちろん、当工事に関わった協力業者の皆様のおかげで工事を完了させることができ、心から感謝しています。

担当:建築本部 横山 進也