建設現場にサマータイム導入 1号袋井地区舗装修繕工事

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 現場における熱中症対策について、私は以前から疑問を持っていました。それは、熱中症対策がいつも熱中症対策用品(塩飴、日よけ、冷却スプレーなど)を買い揃えて配布するという変わり映えのないものだということです。私は現場の特色にあった熱中症対策を検討しました。現場は袋井バイパス本線上です。陽射しを遮るものがなく、舗装からの照り返し・輻射熱が強烈な中での作業となります。現場の特徴は、本線上で地域住民への影響が少なく、規制帯の中での作業なので交通への支障がないことです。そこで、熱中症が集中して発生する時期でのサマータイム(6時~15時)導入を検討しました。しかし、発注者、下請け業者ともに実施に対して消極的でした。前例がないこと、住民からの苦情が予測されることなどが問題となりました。しかし、サマータイム実施に当現場がいかに適しているか何度も説明し、ようやく理解を得ることができ、実施にこぎつけました。

201310_03-03.jpg 当初から懸念されていた苦情もなく、熱中症患者を出すことなくサマータイムを終えることができました。発注者からも高く評価していただきました。作業員もサマータイム開始当初は戸惑っていましたが、慣れてくると涼しいうちに作業ができ効率が上がり、暑くて体がきつくなってくる前に作業を終えることができると好評を得ました。また、職員も現場作業が終わった後に書類作成時間を取ることができ、時間を有効利用できました。

 最後に、例年を大きく上回る熱中症発症者が報告されたなか、当現場は無事故・無災害を継続できています。工事終了まで気を抜くことなく、高い評価を頂けるように努力していきたいと思います。

担当:土木本部 宮澤 正人