2014年6月アーカイブ

イワレキ合材サイロ無人出荷装置

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 今回、イワレキに設置しました新しい『合材サイロ無人出荷装置』について報告します。
近年、水道・下水道・ガス等地下埋設物工事の夜間施工が増えてきています。

 今までは常温合材(常温で保管できる合材)で仮復旧が可能でしたが、近年では幹線道路での施工が増え、合材プラントで製造する加熱合材での仮復旧が条件になりました。

 深夜もしくは早朝、お客様は工事完了後の路面仮復旧の合材を取りにイワレキまで来て貰っていました。この出荷が、今年の1月、2月は月の半分以上になりその都度イワレキ職員が深夜・早朝出勤し操作を行い出荷していました。

201405_06-02.jpg 以上のことによる職員の負担軽減のために、合材サイロ無人出荷装置を取り付けることになりました。この装置は合材サイロ横に取り付けた操作盤のボタンを一回押すことにより合材がサイロより1t自動に落ちる仕組みとなっています。

 合材を取りに来るお客さまには事前に操作ボックスのカギ・説明書を渡しておき合材を取りに来てもらいます。

 また、出荷した合材の数量は事務所操作盤にて確認できますが、お客さまにも記入帳に記入してもらいます。

 この装置については、県内でも設置しているプラントは少なく当社で二基目となります。

 この様にして、深夜早朝の出荷を自動にすることにより顧客のニーズにこたえると共に職員への負担も軽減できるようになりました。

 今後は、休日等の少量出荷にも対応していくつもりです。

担当:松下 亘
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 当現場は、医療法人社団 友成医院様より発注された老健施設になります。工事場所は新しい住宅や工場が次々と建設されていて、浜松市中心部からも離れているため、自然も周りに多く、閑静な新興住宅地としての発展が期待される浜北区染地台にて工事をさせて頂きました。

201405_05-02.jpg 施設は、介護老人保健施設(100床うち認知症専門40床)1階には通所リハビリステーション施設、2階には入所リハビリステーション施設(60床)、3階には認知症専門棟(40床)の鉄骨造地上3階建て、延床面積4309.01㎡となります。昨年7月より工事を開始して、今年3月1日に無事完成引渡しを済ませました。

 住宅街ということもあり、工事期間中は進入路、作業時間、休日作業の規制などもあって周辺住民へ配慮をしながらの作業となりましたが、無事無災害で工程通り進めることができました。これもひとえに各協力会社様のおかげだと思います、本当にありがとうございます。

 4月1日には地域ケア充実へ向け、介護老人保健施設「きらりの森」としてオープンしますので、施設をお探しの際には是非ご検討もお願い致します

担当:建築本部 鶴木 賢一

丸忠大高新工場新築工事

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 当現場は、株式会社ヤマブンビル様よりの発注で、名古屋市緑区大高町国道23号線大高インターのすぐ近くで建設工事を行っています。

 工事概要は、鉄骨造2階建の工場で、建築面積1809.40㎡、延床面積1937.77㎡。

 1階が加工場と冷凍庫、2階が事務所棟になります。事業内容は、丸忠グループ様が店舗で使用される寿司のネタ等の加工・保存を行う食品加工工場です。

 現在の進捗状況は内装・外装工事は完了しており、これから外構工事の舗装や植栽の仕上げ工事を行うところです。

 初めての一人現場ということで戸惑うことや分からないことだらけの中、皆さんの助けを借りながらなんとか竣工を迎えることが出来そうでほっとしています。

 丸忠グループ様とは古くからのお付合いがあり、私が入社する前からいろいろな店舗や工場の建設を行っています。その一つとして当現場を担当出来た事を嬉しく思います。

 竣工までもう少しですが、最後まで気を抜かず無事工事を完了させ、これからも継続して受注が頂けるよう努めていきたいと思います。

担当:名古屋支店建築グループ 植地 信介

天竜高校外構工事

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 この工事は、雨水排水・舗装・植栽・フェンス・門扉・標識などの外構工事に加えて、プール付属棟の解体~新築、温室新築、防球ネット延長、施工場所の離れた山東地区での演習林準備棟解体~擁壁築造~準備棟新築と、多種にわたる工事でした。

201405_03-02.jpg 平成25年7月中旬から平成26年2月末までの厳しい工期での施工であり、現場代理人兼監理技術者として私古山をはじめ、建築本部の松本直也君も監理技術者として選出されました。現場の体制として土木本部の伊藤彰記君と清水颯夢君を加え、他2名の応援社員と共に施工管理にあたりました。

 普通教室棟・多目的体育館・実習棟を施工している二俣工区において、建築足場の解体前に外構工事が施工できる内容は限られていました。いざ各棟足場が解体されても残材が多く、施工場所が思うように広く確保できません。残された時間の中施工効率がなかなか上がらず、今回長期間に渡り施工を行った足立建材興業さんには特にご苦労を掛けました。また学校の建物は渡り廊下でつながっており、工事が進行するほど材料搬入ルートが限られ、工程・資材管理を担当した伊藤君・清水君にも一般土木工事にはない苦労を掛けました。

 プール付属棟と温室の建築物を施工するには正面ゲートからでは施工場所まで辿り着けず、独自の通行ルートを確保しましたが、学校行事と大きく干渉する環境下となり工程が左右されました。既設学校建物で授業を行いながら建物外周すべてにおいて外構工事を行わなければならず、教師・生徒の通行路の確保にも悩みました。施工場所の離れた演習林準備棟に向かうには狭い林道しか通行路がないので運搬に大きな影響をもたらし、限られた工程が非常に心配でした。本年度の冬は雪が積もらなくて、本当に良かったです。

 数々の困難な中、今回ほど無事故で無事工期内に終了できた事に安心した事はなかったです。関係者の皆様本当にお疲れさまでした。

担当:土木本部 古山 周市

天竜高校多目的体育館他建築工事

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 本工事は1階RC造+2階木造大断面集成材という混構造となっていました。内部にも木材が多く使われ、まさに『天竜』という印象が残る物となりました。

 学校敷地内では、別工事である普通教室棟・実習棟・その他各改修工事・外構工事・電気設備工事・機械設備工事と多くの工事が同時に行われており、相互間の作業・搬出入調整をする事にとても苦労しました。

 特に体育館では大断面集成材の建て方作業に時間と労力を注ぎました。

 2階スラブ面へアンカーセット時の精度確保、体育館内の化粧材となる部材の傷や建て方精度への注意、外部暴露時の木材保護塗料の検討、今回は杉集成材という事で部材断面が非常に大きくなっており、建て方スペースの調整・部材ヤードの確保という点への注意、内部空間を有効に使用できる棚足場の計画等に注意を払い工事を進めました。

 建て方時は50tラフターを2台約一カ月間設置し作業しました。鉄骨造と違い仮組みする事が出来ない為、建て方時に建て起しの鉛直を決めながらという手間暇が掛る作業でした。

 大規模な大断面集成材を使用する工事として、県からも注目されており、見学会や研修会も頻繁に行われ、良いプレッシャーを感じながら工事を監理する事が出来たと思っております。

 今回私自身、初めての官庁工事の現場代理人として工事を無事完了する事ができましたが、各協力業者様・別工事で同じ現場に携わった先輩方の助け無しでは難しかったと思います。現場スタッフの入れ替わりもある中でしたが、新入社員の村松君も良く頑張ってくれました。

 同じ敷地内で中村建設の工事が同時に3本あるという特殊な状況でしたが、今回は特に中村建設の団結力を発揮できた工事であったと思います。ご協力頂いた皆様本当に有難うございました。

担当:建築本部 和田 航介

天竜高校新築工事を終えて

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 本工事は天竜林業高校・二俣高校・春野高校の3校が合併することに伴い、天竜林業高校に新校舎を建築する工事です。建物は普通教室棟・多目的体育館・実習棟・外構工事他8つの工事に分かれており、中村建設は中心となる3つの工事を担当しました。工期は平成24年12月29日から平成26年2月28日まで1年3カ月の長丁場でした。工事現場は主要道路から少し入った場所で、周りは住宅、道も狭く、敷地もこの規模の建物を建てるには余裕のない狭小地でした。工事を開始する前の近隣説明会では地域住民の心配する言葉を聞き、改めて住民負担の少なくなるような現場運営が必要であることを再認識しました。これらのことを踏まえ私が最初に行ったのはこの現場全体の運営ルールの作成でした。中村建設を含む5つの建設会社が同時に施工を行うため基本となるルールがないと、互いがバラバラに段取りを行い収拾がつかなくなります。それが最終的に住民の負担増や手戻り・コストUPにつながります。いかにスムーズに全体工事の現場運営を行えるかが、この工事のレベルを左右することだと肝に銘じ計画および実施してきました。全体工期を通して、これだけの規模の工事なので、住民負担が少なかったとは思いません。定期的な近隣への聞き取り調査を行うなどコミュニケーションを図りながら工事を進めてきましたが、大きな苦情や事故等もなく工事を終えることができました。

 その中で私と袴田真伍君が担当したのが普通教室棟他建築工事です。工事規模は鉄骨造4階建て、建築面積1737㎡、延床面積5480㎡、普通教室・昇降所(普通教室36室・化学室・美術室・書道室・図書室・生徒昇降所他)渡り廊下B・Cで構成された建物です。外壁は押出成形セメント板、内装は壁に杉羽目板、床は桧フローリング材と県内産木材をふんだんに使用しているのが特徴です。

 躯体工事では建物を支える杭の施工精度から基礎躯体・鉄骨の精度のチェックを繰り返し、また耐火被覆・耐火壁の確実な施工等、構造的な品質の確保に注意してきました。特に杭頭補強筋では普通に施工したのでは納まらない鉄筋を、構造監理者と提案・打合せを重ね乗り越えてきました。

 仕上げ工事では木材という、梱包を開いて並べてみないとどんな模様のどんな色の材料が入っているかわからない材料をいかにうまく使用して仕上げていくかが重要となりました。特に壁の杉板は白・赤・赤白混合と同じ木からでも色味が分かれ、貼り方次第ではバランスの悪い仕上がりの壁となってしまいます。全体の使用量が多いためすべての材料を並べて識別することはスペース的に不可能なため、色の割合を予測した中で廊下および共用部に白を、各教室に赤・混合をメインに使用する等のルールを作り施工しました。

 今年度は消費税が変わる年で、世の中は3月末工期の工事が集中し、作業員がなかなか確保できない中、各協力会社と共に工程・品質・安全に注意を払って施工し、3月14日に無事完成引渡しを迎えました。

 建物は国道152号線から少し入ったところで見えませんが、ナビで《天竜林業高校》と検索すれば出てくると思います。天竜に行く際は今春開校する静岡県立天竜高等学校の新校舎をぜひ見ていただければと思います。

担当:建築本部 小粥 正浩