天竜高校多目的体育館他建築工事

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 本工事は1階RC造+2階木造大断面集成材という混構造となっていました。内部にも木材が多く使われ、まさに『天竜』という印象が残る物となりました。

 学校敷地内では、別工事である普通教室棟・実習棟・その他各改修工事・外構工事・電気設備工事・機械設備工事と多くの工事が同時に行われており、相互間の作業・搬出入調整をする事にとても苦労しました。

 特に体育館では大断面集成材の建て方作業に時間と労力を注ぎました。

 2階スラブ面へアンカーセット時の精度確保、体育館内の化粧材となる部材の傷や建て方精度への注意、外部暴露時の木材保護塗料の検討、今回は杉集成材という事で部材断面が非常に大きくなっており、建て方スペースの調整・部材ヤードの確保という点への注意、内部空間を有効に使用できる棚足場の計画等に注意を払い工事を進めました。

 建て方時は50tラフターを2台約一カ月間設置し作業しました。鉄骨造と違い仮組みする事が出来ない為、建て方時に建て起しの鉛直を決めながらという手間暇が掛る作業でした。

 大規模な大断面集成材を使用する工事として、県からも注目されており、見学会や研修会も頻繁に行われ、良いプレッシャーを感じながら工事を監理する事が出来たと思っております。

 今回私自身、初めての官庁工事の現場代理人として工事を無事完了する事ができましたが、各協力業者様・別工事で同じ現場に携わった先輩方の助け無しでは難しかったと思います。現場スタッフの入れ替わりもある中でしたが、新入社員の村松君も良く頑張ってくれました。

 同じ敷地内で中村建設の工事が同時に3本あるという特殊な状況でしたが、今回は特に中村建設の団結力を発揮できた工事であったと思います。ご協力頂いた皆様本当に有難うございました。

担当:建築本部 和田 航介