五島海岸消波堤復旧工事

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 本工事は平成25年の台風26号により被災した浜松五島海岸の消波堤の一部の復旧を行う工事です。

 消波堤とは海岸線に沿って設置される構造物です。設置することにより波のエネルギーを弱めるため、海岸侵食や砂浜の後退を防ぐ働きがあります。

 海岸侵食が発生した状態で津波や高波等の大きな波が来た場合、砂浜があれば砂が波の力を弱めてくれますが、侵食され砂浜が無い状態では力が弱まらず、大きな波が越波し、被害を及ぼす可能性があります。

 この工事では新居の浜名港にて他工事で製作された築堤マット123個と20t級の消波ブロック288個を起重機船という200t吊りのクレーンが搭載された作業船にて運搬し、既設の消波堤の上に嵩上げしていくという方法で工事を行いました。

 昨年は例年よりも台風の発生数が多く、海象不良で工事が出来ない日が多く続きました。私自身海上工事が初めてでしたが、ここまで自然環境に左右される工事は初めてでした。また海上工事ならではの管理方法や関係機関との調整等、最初は戸惑いを感じましたが上司や施工に携わった協力業者の協力で無事に工事を竣工することが出来ました。


201512_02-01.jpg前年度に施工した消波堤には設置した効果が表れ、砂浜が回復している様子が確認できました。時間はかかりますが本工事で施工した消波堤でどのように砂浜が回復していくか楽しみに感じています。




担当:土木本部 岡部 竜典