2016年7月アーカイブ

丸忠桜山マンション新築工事

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 当現場は、名古屋市瑞穂区桜見町にあり、名古屋市営地下鉄桜通線桜山駅より徒歩1分の所で建設しています。発注者は継続発注して頂いている(株)寿司丸忠様です。工期は平成27年12月1日から平成28年7月31日です。

 建物概要はRC造地上6階建て、敷地面積151.37㎡、建築面積128.89㎡、延床面積637.72㎡で、1階が丸忠様の店舗とエントランス、2階から上が9戸の賃貸マンションです。

 現場周辺環境は、主要道路が交わる交差点付近での工事です。接している道路が環状線と言うことと交差点付近である為、交通量も通行人も多く、搬入のタイムスケジュールを組み綿密な打合せの上、スムーズな搬入が出来るようにしています。建築物が敷地面積いっぱいに建つため、外部足場は歩道の道路占用許可をとり設置しています。また、搬入用のロングスパンエレベーターも道路占用許可内の足場に設置するなど、資材のストックヤードもなく、工事をするには厳しい条件となっています。

 現在の進捗状況は、屋上防水工事、1階エントランスと2階はモデルルームとして一部を残し完成しており、3階から上階は内装工事中です。店舗の工事については、やっとプランがまとまりつつあり、土間配管から着手するところです。完成は本体工事と同じなので、急ピッチでの仕上げが必要になります。6月末には、外部足場の解体を行い、7月中旬には諸検査という予定になっており、これから追い込み時期となりますが、最後まで事故を起さない環境づくりをしていくことと、(株)寿司丸忠様の要望に応え、良い品質の建物が出来上がるように管理に努め、顧客満足を得られるように努力していきたいと思います。

担当:名古屋支店 平手 一成

原田橋災害復旧工事

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201607_02-02.jpg 本工事は、浜松市発注の原田橋仮設道路の拡幅工事です。工事箇所は、浜松市天竜区佐久間町の天竜川左岸側とです。昨年一月に原田橋が落橋し現在河川内迂回路として使用している仮設道路での施工となります。

 当初、仮設道路は普通車両のみ通行可能でした。また、今年の4月に河川内を整備したことにより自動二輪車も通行可能となりました。そして、この工事において、左岸側交差点部の道路を拡幅することで、大型車両が通行できるように施工を行っています。

 工種は、軽量盛土工(EPS工法)が主な工事です。この工法は、盛土材として超軽量発泡スチロールを使用するものです。非常に軽量であるため、地滑りの危険性が高い急傾斜地や軟弱地盤での盛土に有効とされる工法です。また、人力で施工することができ、取り扱いが簡易であるため、狭い箇所での施工が可能となり、工期短縮も図ることができます。

 原田橋関連工事は、他業者が複数混在して急施工してきましたが、現在は当社のみです。当社が施工している箇所は、一般交通に囲われた狭い施工条件や、ダム放流等により工程・段取りが大きく左右される現場です。

 先輩社員の卓越した技術力、工程調整力、地元に貢献したいと願う心、率先して困難に立ち向かうその背中に私は感銘を受け自分の目指す姿がはっきりと確信できました。

 現在、工事も終盤に入りますが、引き続き事故が発生しないよう、日々安全管理を徹底して行っていきます。

担当:土木本部 大庭 慎

浜名湖大橋橋梁修繕工事

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 平成24年12月2日、中央自動車道笹子トンネル天井板落下事故の発生から、国土交通省では平成25年を「社会資本メンテナンス元年」と位置付け、社会資本の維持管理・更新に取り組んでいます。本工事発注の浜松市においても、社会インフラにおける点検・診断・措置・記録に力を入れています。

 現在、私が担当している浜名湖大橋橋梁修繕工事は、まさに社会資本メンテナンスと言える工事です。施工場所は浜名湖ガーデンパーク前にある浜名湖大橋です。全長が約836.5m(25径間)あり、当社ではその内の約142.6m(4径間)を橋梁修繕しています。工事内容は断面補修工1式・ひび割れ注入工1式・塗り替え塗装工1770㎡・表面含侵工2620㎡です。

201607_01-04.jpg201607_01-03.jpg 現在の進捗は表面含侵工の施工が完了し、鋼桁の塗り替え塗装工の施工を開始するところです。当初設計では鋼桁が錆びている箇所をケレンにて除去し、既設の塗装に塗り重ねていく計画でしたが、施工前に既設塗装の調査を実施したところ、有害物質のPCB(ポリ塩化ビフェニル)と鉛が含有されていることが判明しました。(PCBに関しては特別措置法にて処理期限が平成39年3月31日迄と定められています。) 両物質とも人体に害を及ぼす物であるため、塗膜除去の施工をする際はケレン除去ではなく、粉塵が発生しない塗膜剥離材の使用と電動ファン付き呼吸用保護具・負圧集塵機・エアシャワールーム等の設置が義務付けられています。よって、今後は各設備を吊り足場上に設置し、塗膜除去の範囲をシートにて覆い有害物質が外部に出ないよう環境対策を実施していきます。さらに、施工場所は浜名湖上ですので、施工中も環境面に十分配慮して施工を行っていきます。

201607_01-02.jpg そして、今回の施工では吊り足場の設置も主要な工種となります。本工事では、工程の短縮や安全性・施工性を考慮して、当社施工の横山橋や大江橋でも採用したクイックデッキ工法を取り入れています。特徴として、従来の吊り足場と比べると工程は約20%短縮することができ、安全性では先行床施工が可能なことで高所からの墜落や転落等の危険性を減らすことができます。さらに、従来の吊り足場より作業床を吊るチェーンを大幅に減らせるところや作業床に開口部が発生しない等の利点から快適な作業空間を得ることができ、橋梁修繕における点検や補修の施工性を向上することができます。

 本工事は工期が平成28年9月30日迄ありますので、引き続き無事故無災害で現場を施工していきます。また、社会資本の維持管理工事が今後急速に増えていくことが予想されるため、自分自身の技術力向上に努めていきたいと思います。

担当:土木本部 鈴木 航

相馬百間橋仮橋工事

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 今回の工事で施工したプレガーダー橋は、東日本大震災の津波により橋桁が流出した橋の代用として災害復旧に一目を置かれた仮橋です。その特徴は、軽量で強度・耐久性に優れていることに加え、組立が容易なことから工期を短縮することができ、早期の開通に繋がり、災害復旧時の応急として多くの現場で採用されているそうです。

 私自身、大学が福島県であったことから、東北の冬は初めてではなく懐かしいと思う反面、浜松との現場環境は異なると改めて感じました。

担当:土木本部 竹内 陽介
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 当工事は、平成19年3月竣工物件における、鉄骨造4階建て100床から、同構造階数40床への特別養護施設増築工事である。今回は地元・東浦土建さんとのJVで、施設運営状態の真横での工事であるが、事業主様はもちろんの事、役員スタッフさんやその他介護・厨房スタッフさん等、施設に携わる方々の協力の下、工事を終えようとしている。これから各種検査を受け、4月中旬に受ける愛知県の検査が目標となり、地域の大切な施設として稼動できるよう、残りの時間に全力を注ごうと思う。

担当:名古屋支店 高橋  信成
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 本工事は中区布橋にある学校法人興誠学園浜松学院大学の敷地内での工事で、既存RC造体育館を解体し、新規に鉄骨造2階建ての体育館を建設するものでした。

 学校敷地内での作業となるため、行き交う大学関係者や学生と搬出入車輌との交通調整、学校行事による作業調整に気を配りました。また、工事場所周辺は住宅地が広がっており、周辺道路は高校・小学校等の学生が多く通行する様な状況での工事であったため、特に第三者災害に注意し工事を進める事を本工事の安全目標と掲げて着手しました。昨年3月からの解体工事期間には粉塵・振動・騒音等で御迷惑をお掛けしましたが、近隣の皆様のご協力を頂きながら無事完了する事が出来ました。

201604_02-02.jpg 新築体育館工事では支持地盤の再確認から始まり堅実な基礎を構築し、鉄骨の精度チェック、ボルト接合部の全数チェックを繰り返し、構造的な品質確保に注意してきました。特に設計監理のニキ計画工房さんより基礎ラップルコンクリート支持層については細かなご指導を頂き、再度ボーリング調査を行い、間違いの無い支持層を確認する事が出来ました。

 仕上げ工事では仕上げとして見える鉄骨骨組みが仕上げ木材の邪魔をしないように打合せ検討を行い、何とか綺麗に納める事が出来ました。色彩の決定時には強い思い入れを持つお施主様のご意向を生かすことが出来たと思います。

担当:建築本部 和田 航介

大江橋橋梁補修工事

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201604_01-02.jpg 本工事は浜松市発注の橋梁補修工事です。2015年9月から携わってきました。工事箇所は細江警察所前の通りを西に1.5kmほど進んだ場所です。

 大江橋は、昭和52年に架けられた橋であるため劣化が進んでおり、ひび割れや橋を支えている鋼管杭の腐食が進行していました。そのため、多くの工法を発注者側に提案し、施工を進めました。



201604_01-03.jpg 1つ目の提案は、吊足場を従来工法からクイックデッキ工法に変更することです。この工法は、昨年天竜区にある横山橋の耐震補強工事で採用し、好評を得た工法です。本工事でもこの工法を採用し、発注者に安全性や施工性を実感していただきたいと考えました。現場見学会では、工法の比較のため、吊足場工法とクイックデッキ工法の2種類を施工し開催しました。多くの方々に来ていただき、発注者にも好評でした。



201604_01-04.jpg 2つ目の提案は、ひび割れの補修工法を、当社で新たに導入したIPH工法に変更することです。IPH工法は、微細なクラックの奥まで樹脂が浸透し、従来の注入工法よりも耐久性を向上できます。

 3つ目の提案は、鋼管杭の補修工法を塗装補修から腐食防止に効果的なペトロラタム被覆工法に変更することです。今回の施工箇所は海水と淡水が混ざる汽水域であるため、塩害が予想されました。また、5年前に鋼管杭の塗装補修を行っているにも関ず、腐食が進行し、一部では穴が開いている状態でした。ペトロラタム被覆工法は、腐食原因となる水や酸素を遮断し、腐食の進行防止をすることができます。

201604_01-05.jpg 私は、本工事で初めて現場代理人を担当しましたが、正直辛く、たいへんだと感じることがたくさんありました。それらを「たいへんだった」、「辛かった」で終わらせるのではなく、この経験やご指導いただいたことを次の現場に活かし、今後も努力していきます。

担当:土木本部 大庭 慎