2016年11月アーカイブ

チューガイハーネス工場新築工事

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 当現場は、名古屋市中川区富川町にあり、JR東海道本線尾頭橋駅より徒歩20分程、名古屋支店より車で10分程の所で建設工事を行っています。

201610_03-02.jpg 株式会社 チューガイ様は、電線及び電設資材の販売を主に事業内容とされている会社で、初めて施工させていただくお客様です。工事概要としては、鉄骨造2階建、建築面積 609.59㎡、延べ床面積 1173.41㎡の倉庫付工場です。工期は平成28年6月14日から平成28年11月30日です。現在の進捗状況は、鉄骨工事が終わり2階デッキコンクリート打設まで完了しています。

 今後、屋根、外壁を施工し、10月末から内装工事施工を進め、11月20日頃諸検査を予定していますので、竣工までの期間が短く急ピッチでの施工が必要となります。工事完成まで災害を起こさない現場環境作りに努めたいと思います。

 現場周辺は準工業地域ですが静かな環境のため音振動に配慮を行っています。また搬入経路が生活道路となっているので搬入計画についても協力業者としっかりと打合せをし、第三者災害に注意しながら近隣の皆様に極力ご迷惑がかからないよう施工を行っています。

 チューガイ様も新工場完成を楽しみにされていますので、打合せ等での要望事項の把握に努め、良い品質の建物が出来上がるように施工管理し、顧客満足、信頼を得られるようにし今後継続して発注いただけるように努力して行きたいと思います。

担当:名古屋支店 内藤 嘉昭

国道152号鳥羽山隧道道路維持修繕工事

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 本工事は、浜松市発注のトンネル補修工事です。工事箇所は、国道152号線の浜北と天竜をつなぐ鳥羽山隧道です。全長が150mあり、その内の20mを補修しました。工事内容は線導水工144m・ひび割れ注入工26m・不陸整正工190㎡・FRPメッシュ取付工190㎡・鋼板当て板工80㎡・吹付モルタル撤去136㎡・照明施設工一式です。

 当初トンネル覆工面のはく落しそうな吹付モルタルを取り壊して覆工面を鋼板で覆う工法が採用されていました。しかしこの工法では鋼板で覆われた部分は今後の定期点検による目視・打音・触診検査ができません。そのため発注者・設計コンサル・当社の3社による工事監理連絡会を開催して、工事内容を再検討し変更しました。

201610_02-02.jpg 施工は、夜間にて鹿島橋から通行止め規制をかけて行いました。トンネル工事も補修工事も初めてでしたし、施工方法・管理方法が共通仕様書に記載されていないため、最初は戸惑いを感じました。上司や協力業者さんのアドバイスにより他の管理指針や要領書を参考にし現場を管理しました。東海シーエス工事株式会社様、株式会社五十嵐組様をはじめ、関係各社には大変な御苦労をおかけしました。

    金田G長と2人で管理した工事は地域住民の方々、日々鳥羽山隧道を利用されていた方々にご理解とご協力を頂き、無事故で無事竣工できました。関係者皆様に厚く御礼申しあげます。

担当:土木本部 松田 直樹

金子コード浜松工場 roseroc 新築工事

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 金子コード株式会社様の浜松工場敷地内(浜松市北区細江町)に平成28年7月に完成した社員食堂兼多目的ホール「roseroc(ローズロック)」を紹介します。

 金子コード様は、電線と医療系カテーテルの製造を中心に、中国にも生産拠点を置き、グローバルな展開を行っています。また、昨年に当社が施工させていただいた「HARUNO CAVIAR VALLEY(ハルノキャビアバレー)」では、チョウザメの自社養殖に取り組むなど、新たな事業にも力を注いでいます。

201610_01-02.jpg 当建物は昼食時には250人、集会時には300人を収容する15m×15mのバンケットホールを中心に、テラスカウンター席、キッチン、VIPルームなどの個室と2つの中庭を一筆書きの壁で巻き込んだ450㎡の鉄骨造の平屋です。連続した三角形の大きな開口が特徴的な壁は、多様な空間に連続性と関係性をつくり出し、上空から見おろすとバラの花のような造形をしており、「roseroc」という名前の由来にもなりました。

201610_01-04.jpg 外壁の煉瓦タイルが印象的で、内壁にも同じタイルが使用されており、タイル高60mmに対して40mmという大きい目地は、横のラインを強調し、一筆書きの壁が造り出す内外空間の連続性をより効果的に演出しています。煉瓦タイルは特注で焼いたオリジナルのもの5種類を乱張りにしています。窯変によるグラデーションが美しいタイルは、一つとして同じものはなく、様々な個性を持った多くの社員が集まりながら、大きなものつくり上げていくという、金子社長と意匠設計の共通のイメージを表現しています。

201610_01-03.jpg そして、この特徴的な造形を可能にした構造体が「鉄骨フレーム」です。その大部分が煉瓦タイルなどの仕上げに覆われて、完成した今となっては見ることができませんが、垂直な柱がほとんどなく、開放的で大きな開口部のアクロバティックな造形は、緻密な構造設計の為せる業です。全ての鉄骨部材を組み上げ固めた時点で剛性が発揮できるという構造のため、鉄骨建方時には支保工を設置する技術的工夫が必要でした。今回の施工において特に力を入れた工程の一つです。

  難しい納まりが多く大変でしたが、無事完成できたことは、設計および施工サイドとの綿密な打合せとブラッシュアップの積み重ねによるものであると思っております。とても充実した貴重な経験となりました。

担当:建築本部 袴田 啓紀