村櫛漁港防食工事

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 本工事は、村櫛漁港の老朽化した護岸の修繕を行う工事です。

 当現場の護岸は約40年前に鋼矢板で施工された護岸で、腐食が非常に進行していました。場所によっては鋼矢板に開孔が見られ、地山が流出しているような箇所が多数見られました。

201709_05-02.jpg 本工事では延長22.0m、施工高さ2.8m内海中部1.5mの範囲をコンクリート被覆工法にて施工しました。工事方法としては鋼矢板に付着した浮錆、海藻類を一度撤去し、腐食状況の調査を行います。調査完了後、素地調整を行い、調査結果に基づき、鋼矢板に発生した開孔を塞ぐ目的と鋼矢板の耐力を補う目的で鋼板を溶接します。鋼板の設置完了後、専用の架台、底板を設置し、FRP型枠を設置します。FRP型枠設置完了後は型枠と鋼矢板の間に海中部は水中不分離コンクリート、気中部は高流動コンクリートを打設し完了、という方法で工事を行いました。

 当現場では海上、海中での作業が主となります。海上での作業では通常の陸上工事とは違い、潮位、波高等が作業に影響を与えるため、日々確認を行い、状況によっては作業中止にする等の措置を取りました。また海中での作業は潜水士が主となるため、潜水作業についての安全管理について学びながら施工することが出来ました。

 現在1期目の工事がほぼ終了し、2期目の工事を開始しようとしています。今後も無事故無災害で現場を終えるよう努力していきたいと思います。

担当:土木本部 福田 和世