第一伊藤ビル 大規模改修工事

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 当工事は第一伊藤建設株式会社様発注による工事で、お施主様の自社ビルである第一伊藤ビルの大規模改修工事です。

 工事概要は工期が平成29年8月末から30年5月末まで、築32年のSRC造地上9階建ての外装修繕です。看板棟を含めると最高高さ45mの約15階建てに相当する建物です。

 立地場所は浜松市砂山町でJR浜松駅南口より南西徒歩30秒の位置にあります。南口ロータリーを出てすぐのところにあるため、徒歩や車での駅利用者が多く、45mの高さの足場を組むために道路を夜間制限で片側通行にして70tクレーンを使用する事や、近隣の外壁との間が足場が組めないくらい狭小で、単管足場と躯体よりブラケット持出の足場を併用したり、駅ロータリーでの道路工事の影響もあり、仮設計画を綿密に立て、警察、労基署、土木事務所、JRなど様々な諸官庁との協議を行い、足場組立解体を行いました。

 改修面に関しては外壁タイルの浮き・クラック修繕、シーリング・防水改修、外壁及び各所の塗装の塗り替え、サッシのゴム交換、看板のやり替えが主な改修内容です。

 建物の外部改修は監理指針などに外壁面積に対する浮き、クラックの比率が存在するものの、今回のような高層の建物は足場架設後の現地調査により修繕内容や数量が大きく変わるため、調査結果を元に打ち合わせを行い、VE変更を実施しました。特にタイル調査では推定より浮きがほとんどなく、クラックのみで引張試験を行い、有害性のあるタイルクラックを修繕部分としました。また、今回足場を架設した機会にガラスシーリング打替え、サッシの塗装、既存看板の撤去、点検など様々な項目を追加し、設置した足場を最大限に利用して建物の長寿命化に繋がったと思います。

 工事を円滑に進めるために協力して頂きましたお施主様をはじめテナントの皆様、安全作業を行ってくださった協力業者の皆様に感謝いたします。

担当:建築本部 松本 直也