2018年12月アーカイブ

舘山寺サゴーロイヤルホテル耐震補強工事

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 本工事は、サゴーエンタプライズ様の発注による舘山寺サゴーロイヤルホテルの耐震補強工事です。補強内容としてはSRC造10階建ての建物の全柱の内、構造計算で導き出された30本の柱に対してのSRF工法による補強工事でした。

20181108_06-02.jpg SRF工法というのは包帯巻きと言われるように柱などに高延性ポリエステル繊維補強材を専用の接着剤で巻きつけて柱等主要構造物の強度と靭性を大幅に向上させ地震に対しての安全性を確保することができる工法です。

 通常営業中のホテル内での工事のため、特に音の出る作業についてはお客様のチェックアウトされる10時からチェックインの15時の間での作業となりました。しかしながらホテルのご理解もあり工事をしているフロアについてはお客様の宿泊を控えて頂いた事もあり、大きな問題もなく工事を終えることができました。また、耐震工事に伴い1階会議室の改修工事も手がけさせて頂き設計デザインの良さもあり既設のものよりは格段に落ち着いた雰囲気で機能性にも優れた会議室になったのではないかと思います。

 ホテルの皆様のご理解及び協力会社様には厳しい工程をこなして頂きお礼を申し上げます。

担当:リフォーム本部 鈴木 宗和

浜松八幡宮 社務所建設工事

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 当工事は、宗教法人 浜松八幡宮様より発注をいただいた、社務所の建設工事です。旧社務所は、境内の隅に位置し、参拝者から分かり難く、老朽化もしていたため、今回の工事をすることになったそうです。

 新社務所の場所は、参道沿いの西側に位置し、参拝に来られた方にも分かりやすい場所になりました。

 工事は、平成30年2月中旬より、建設場所となる部分の樹木の伐採、灯篭・芳名板の仮移設から始まりました。平成30年3月13日に地鎮祭を行い、工事着手となり、平成30年8月2日に引渡しとなりました。

 工事概要は、木造平屋建て、延べ床面積 214.5㎡(64.9坪)で、事務室、会議室、応接室、作業室、更衣室などで構成されています。

20181108_05-02.jpg 内外装の壁や天井などに多くの木材が使われており、落ち着いた雰囲気の建物となっています。

 工事中は、参拝者や、結婚式などもあり、安全面や騒音、工事中の景観などにも配慮が必要となりましたが、浜松八幡宮の皆様や、設計監理の(株)飯尾建築設計事務所様、協力業者様のご協力を賜り、無事、竣工することが出来ました。

 今回、由緒ある浜松八幡宮様の工事に携わることができ、大変嬉しく思っております。昭和初期に建てられた本殿と同様に、皆様に親しまれ、末永くお使いいただければと思います。

担当:住宅事業部 齊藤 英貴

高林花ノ木法面工事

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 本工事は静岡県発注の浜松市中区高林における法面緑化工事です。本事業は、現在二年に渡り発注されている工事であり、当社としては、三期目の施工となります。

 主な工事内容としては、ロービングウォール工法を採用し施工を行いました。ロービングウォール工法とは、連続長繊維補強土と植生基材吹付からなる工法です。

 連続長繊維補強土とは、既存法面に砂とセメントに長繊維(ポリプロピレン製の糸)を強制的に連続して混入させたものです。その補強土表面に植生基材で緑化をすることで長繊維と植物の根が絡み法面の侵食等を抑制することができます。

 本工事は、夏季での施工であり、高温による種子の発芽不良が心配されました。そのため、通常より種子の配合を増やしました。

また、植生基材吹付け後には植生基材が乾燥しないよう散水を行うことで対策としました。

 結果的に吹付け後一週間程度で発芽を確認することができました。

 本工事施工箇所は、住宅が多くお墓に隣接しているため、騒音や第三者災害に注意する必要がありました。吹付機械にサイレンサーの取り付けを行い、発電機には防音パネルを設置し騒音対策としました。法面とお墓の境に防護パネルを設置し落石防止をしました。

 結果として、無事故で工事を竣工させることができました。今回、多くの技術提案や近隣との調整を円滑に進めたことにより発注者から高く評価して頂き、地元住民からの苦情等も無く工事を竣工させることができました。今後も、より良い品質を提供することができるよう現場管理に取り組んでいきます。

担当:土木本部 大庭 慎
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20181108_03-02.jpg 当現場は、名古屋市東区葵二丁目にあり、地下鉄桜通線「車道」駅より徒歩3分ほどの所です。株式会社 オープンハウス・ディベロップメント様は、東京都内を中心に一戸建て、分譲マンション事業で実績のある会社で、今回初めて名古屋地区一棟目を施工させていただいています。

 工事概要としては、鉄筋コンクリート造12階建、敷地面積680㎡、建築面積301.23㎡、延床面積2728.14㎡、32戸のファミリー型分譲マンションで、工期は平成29年7月14日から平成30年11月30日です。

 現在の進捗状況は、7月末に躯体上棟し外装工事が完了、外部足場解体施工中で、造作工事が11階、クロス工事は9階まで完了しています。

 今後、引き続き上階内装仕上げ工事、10月から外構工事施工となります。10月末諸検査を予定していますので、竣工まで期間が短く急ピッチでの施工が必要となります。工事完成まで災害を起こさない現場環境作りに努めたいと思います。

 現場周辺は名古屋市中心地ですが、幹線道路から中に入っていることもあり静かな環境です。そのため騒音振動に配慮をし、搬入経路が生活道路のため、搬入計画は協力業者としっかりと打合せし、第三者災害に注意しながら、近隣の皆様に極力ご迷惑がかからないよう施工を行っています。

 オープンハウス・ディベロップメント様も完成を楽しみにされていますので、打合せ等での要望事項の把握に努め、良い品質の建物が出来上がるように施工管理し、顧客満足・信頼を得て今後も継続して発注いただけるように努力して行きたいと思います。

担当:名古屋支店 内藤  嘉昭
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20181108_02-02.jpg 当工事は、平成27年1月に土砂崩れにより落橋した原田橋の架け替え事業における右岸橋台工事です。平成28年度には本工事で施工した橋台とつながる桟道橋も当社で施工しております。旧原田橋は地域住民の大切な生活道路であったため、落橋後は迂回に2時間以上を要し、現在は天竜川河川内に仮設道路を整備して交通手段を確保しています。しかし台風や異常気象による大雨の影響で上流の佐久間ダムが放流されると、河川内道路が使用できず迂回せざるを得ない状況に陥ります。そのため一刻も早い工事の完成を地元住民から望まれています。

 工事概要としては、急峻な法面を掘削・土留施工にて床付し、鉄筋コンクリート造の箱式橋台(11.5m×10.0m×高さ20.8m)を築造する工事です。一般的な橋台は道路に接して施工されますが、当現場は橋台の前後に橋を架けるため、道路から離れた橋脚のような構造となっています。また、原田橋に添架する電気・電話線等のインフラ設備を橋台に貫通させるために、構造物の中心を空洞にして部屋を設ける設計となっております。

20181108_02-03.jpg 基礎工事として、支持地盤まで深礎杭(φ3.0m、L=13.0~16.0m)を4本施工しました。岩盤が硬くバックホウでの掘削が困難な深度においては発破も併用しました。発破作業時は非常に大きな騒音が発生するため、防音のための鉄板蓋や仮囲いを徹底することで周辺環境に配慮しました。16.0mの高さをタラップで何度も行き来するため、毎日が疲労や筋肉痛との戦いでした。

 橋台のコンクリート施工時は特にひび割れ抑制に努めました。鉄筋コンクリートに大きなひび割れが発生すると、水や空気、塩分等の浸透により耐久性に悪影響を及ぼします。

 これを防ぐために実施した対策としては

(1)温度応力解析によるひび割れ指数の算出
(2)コンクリートの配合変更及び膨張材添加
(3)開口部にひび割れ抑制繊維ネット設置
(4)型枠脱型後の躯体に被膜養生剤散布
(5)湿潤養生に二重マット使用
(6)ひび割れ誘発目地の設置
(7)透明な型枠材の使用

等が挙げられます。これらの対策が功を奏し、有害な貫通ひび割れの発生を防ぐことができました。

20181108_02-04.jpg 1年以上の施工期間の中で労働災害や施工ミスによる手戻りなく工事を終えたことは、厳しい工期を守る上で非常に大きな要因でした。また現場が市街から遠方ということで通勤や資機材の調達には苦労しましたが、協力業者様のご協力により無事に工事を完了することができました。地域住民の皆様には狭い山道での大型工事車両のすれ違いなどでご迷惑をお掛けしましたが、工事へのご理解をいただきまして大変感謝しております。

 三遠南信自動車道路は今年度中に東栄IC(仮称)~佐久間IC(仮称)区間において部分供用が予定されています。また新々原田橋は平成31年度中の供用を目指しております。これらの事業に携わることにより、山間地域の観光交流・生活・医療などの活性化や広域化に貢献できると思います。

担当:土木本部 鈴木 大輝

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■創業50年所有倉庫77棟

20181108_01-02.jpg 焼津市に本社を置く株式会社 ヤマムラ倉庫様は、創業50年の歴史を持つ企業で、現在静岡県内外に77棟の倉庫を所有されています。また、倉庫だけでなく、ホテル、マンション、テナントビル、貸事務所、スーパーマーケット、太陽光発電事業所などのリースを手がけ、多岐にわたる事業展開をされています。

 この度弊社が施工を行った(仮称)浜北1号倉庫は、自動車部品製造の株式会社ジェイテクト様が借り主となる自動車部品専用貸倉庫です。ヤマムラ倉庫の静岡営業所所長  戸田光紀様に今回の倉庫についてお話を伺いました。

■初めての倉庫、初めての仕様

 浜北1号倉庫について「まず、自動車関連部品専用の倉庫というのは当社にとって初めての物件です。また倉庫の建物仕様についても『アイランド型』とされるもので、トラックが屋内に入り荷物の積み下ろしを行う仕様となっています。」

20181108_01-03.jpg 倉庫には一方通行でトラックが進入。屋根のある場所で荷物の積み下ろしを行い、倉庫内をぐるっと回る形で出ていきます。これによって積み下ろしの際に雨風を防げることと、フォークリフトなどの移動距離が少なく効率のよい作業ができます。(株)ジェイテクト様がアイデアとノウハウを持ち、その要望に沿って設計施工が行われました。

   「当社としても、このような付加価値を持つ倉庫は初めてであり、たいへん良い物件例ができたと思っています。屋内で納品出荷作業ができることで、品質管理だけでなく、倉庫内の作業員の職場環境面でのメリットも多く、働きやすい倉庫に仕上がっています。ジェイテクト様と当社双方の要望を同時に叶えてくれた中村建設さんの設計施工力に感謝しています」と話してくださいました。

■今後も良きパートナーでありたい

 ヤマムラ倉庫様と中村建設とのお付き合いは、2016年の浜名湖太陽光発電事業所の建設から始まります。また弊社中村会長とヤマムラ倉庫会長山村昌生様とは趣味の繋がりがあったとのことです。

 戸田様は中村建設の印象について「失礼な言い方かも知れませんが」という前置きで「小さな企業のような人の温かさがありました。それくらいフレンドリーで、話しやすく相談しやす    い会社というのが最初の印象です。今回の物件を通じてはテナント、施工側に寄り添う形で建設を行っていただいたと感じています。静岡西部方面での良きパートナーとして今後もお付き合いをお願いをしたいと思っています」と、中村建設としてもたいへんうれしいお話をいただきました。さらに「当社の営業社員の中村建設さんへの問合せの数は間違いなく格段に増えています」と笑顔で語ってくださいました。

■工事概要

【工事名】(仮称)株式会社ヤマムラ倉庫浜北1号倉庫新築工事
【所在地】浜松市浜北区染地台
【構造】 S造 地上2階建て
【建物用途】倉庫           
【建築面積】3970.10㎡   
【延床面積】1階3922.86㎡、2階214.95㎡
【特徴】
  • 車両が通行する南北荷捌き部分も屋内とすることで倉庫内への雨水侵入を二重に防ぎ、倉庫の外周を車両がぐるりと回りながら、「納品→出荷」を効率よく行える仕様とした
  • 倉庫内照明には長寿命で省エネ効果が大きく、簡単施工で軽量であるLVD無電極ランプを使用