高林花ノ木法面工事

20181108_04-01.jpg
 本工事は静岡県発注の浜松市中区高林における法面緑化工事です。本事業は、現在二年に渡り発注されている工事であり、当社としては、三期目の施工となります。

 主な工事内容としては、ロービングウォール工法を採用し施工を行いました。ロービングウォール工法とは、連続長繊維補強土と植生基材吹付からなる工法です。

 連続長繊維補強土とは、既存法面に砂とセメントに長繊維(ポリプロピレン製の糸)を強制的に連続して混入させたものです。その補強土表面に植生基材で緑化をすることで長繊維と植物の根が絡み法面の侵食等を抑制することができます。

 本工事は、夏季での施工であり、高温による種子の発芽不良が心配されました。そのため、通常より種子の配合を増やしました。

また、植生基材吹付け後には植生基材が乾燥しないよう散水を行うことで対策としました。

 結果的に吹付け後一週間程度で発芽を確認することができました。

 本工事施工箇所は、住宅が多くお墓に隣接しているため、騒音や第三者災害に注意する必要がありました。吹付機械にサイレンサーの取り付けを行い、発電機には防音パネルを設置し騒音対策としました。法面とお墓の境に防護パネルを設置し落石防止をしました。

 結果として、無事故で工事を竣工させることができました。今回、多くの技術提案や近隣との調整を円滑に進めたことにより発注者から高く評価して頂き、地元住民からの苦情等も無く工事を竣工させることができました。今後も、より良い品質を提供することができるよう現場管理に取り組んでいきます。

担当:土木本部 大庭 慎