浜松城公園南エントランスゾーン整備工事

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20190430_03-02.jpg 本工事は浜松城公園の南側玄関口となる「南エントランスゾーン」の公園整備工事です。工事場所は浜松市市役所西側で浜松市庁舎西別館跡地です。

 整備した公園のコンセプトは二つあります。一つ目は浜松城の見所である野面積(のづらづみ)の石垣がはっきりと見えるよう整備しました。浜松城の石垣は一見荒々しく積まれているように思えますが自然のままの石を使い、石と石の接合部をほぼ加工しないで積む野面積という方法でつくられており、約400年前当時の姿を残す貴重な文化財です。二つ目は発掘調査により発見された徳川家康公在城期とされる堀跡が敷地北側の東西方向に横断しているため、園路はベージュ色、堀跡は茶色に色分けし堀跡の推定位置を表示しました。

 施工において難しかった点は園路舗装でした。園路は狭い箇所が多いためアスファルトフィニッシャーやマカダムローラが入ることができない箇所があり、人力で施工する箇所も多くありました。人力での舗装は平たん性の確保や出来ばえに苦戦をしました。また今回は透水性脱色アスファルトのカラー舗装のため、通常の黒い合材での舗装とは違った難しさがあり非常に貴重な経験をさせていただきました。

20190430_03-03.jpg また新たな試みとして工事案内看板にLIMEX(ライメックス)という環境に配慮した新素材を使用しました。LIMEXは石灰石を主原料とした日本発の新素材であり、石油由来原料や水の使用量を抑え製造することが可能です。今回はリコージャパン(株)様にご協力いただき、LIMEX製の工事看板用シートを製作、設置をしました。

 浜松市役所の隣という多くの人に注目される現場でありましたが、ご指導、お力添えをいただいた協力業者の皆様や、先輩社員の協力で工事を終えることができ感謝を申し上げます。

土木本部 久保 裕二