平成31年度 静岡文化芸術大学屋外壁面等修繕工事

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 当工事は浜松市中区中央町に位置する公立大学法人静岡文化芸術大学様発注による、高層棟(C棟)の外壁等修繕工事です。当大学は平成10年度竣工のSRC造地上12階建ての建物で、新築時は当社もJV工事に参加させて頂きました。主な外装仕上げとしましてコンクリート打ち放し壁、タイル打ち込みPC版、押出成形セメント板、アルミパネルと様々な仕上げから出来ています。

 今回は新築時から20年経過し外部各所に様々な経年劣化が発生し修繕工事を行いました。

 工事内訳は外部足場架設12500㎡、シーリング打替え21000m、コンクリート打ち放し補修5200㎡、その他各所塗膜防水、鉄部塗装です。

 まず工事仮設計画ですが、通常の大学運営を行いながら一般の駐車スペースを確保し、第三者の安全を確保するために高層でかつ複雑な平面形状の足場の組立順序、クレーンの設置方法、足場のストックヤード、搬入の方法、組立時における振動騒音対策を念入りに検討しました。

 次に建物の特徴であるコンクリート打ち放しの修繕方法の検討をしました。コンクリート打ち放しは補修の程度が難しく何度も試験施工を行い決定し、クラックの箇所、日当たり、雨掛かり部分によって性能や意匠の異なる補修を行いました。

 その他シーリング、塗膜防水、鉄部塗装改修を行い、建物の機能、美観向上に繋がったと思います。工事を円滑に進めるために協力して頂きましたお施主様をはじめ、工事に携わって頂きました全ての皆様に感謝いたします。

建築本部 松本 直也