平成30年度浜松市沿岸域津波対策施設等整備事業

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 本工事は、東日本大震災による被害を受け、甚大な津波被害が想定される南海トラフ巨大地震に備え、浜名湖から天竜川河口までの約17.5㎞のうちの舞阪工区約630mの防潮堤を構築する工事です。工事内容としては、掘削工・CSG工・盛土工・法面整形工・天端被覆工・運搬工となります。工期は平成30年10月2日~令和元年9月5日の工事です。9月5日に無事竣工を迎えることができました。

 CSGの工法について簡単に説明します。最大の特徴としては、ダムの堤体での実績を活かし、構造体がダム機能と同等となっているため地震に強く特に津波(なかでも引きなみ)に強い構造となっています。

20191110_03-02.jpg 今回の工事は、土工事においてマシーンガイダンスの活用をし、CSG工・盛土工(1層30㎝)・法面整形工(1:2・6勾配)では丁張設置等の作業の省略化ができました。また、GNSS(衛星管理システム)を活用した転圧管理システムも採り入れました。このシステムでは、転圧回数や転圧をしている範囲をローラーで転圧をしている最中に確認することができます。転圧管理システムの導入により転圧が不十分な箇所をなくすことができCSGの性能向上に繋がりました。

 最後に、施工に関わった協力業者の皆様に尽力して頂いたおかげで無事故・無災害で終わることができ感謝いたします。

担当:土木本部 杉浦 雅史