伊目マリーナ浚渫工事

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 本工事は、伊目公共マリーナを利用する人が安全に航路を航行できる水深を確保するための工事です。伊目マリーナの航路は、航路と直角に都田川が流れているため、徐々に川から流れてくる土砂が航路に堆積してしまい、干潮になった時に船が座礁してしまうことがありました。

 施工対象である航路の浚渫は、堆積した土砂をクラムシェルというクレーンを搭載した作業船ですくい、土運船という土砂を運ぶ船に載せて浜名湖に架かる東名高速道路の橋の南側まで運び、土砂を放つ作業です。この橋の下の水深は10m以上あり、この方法で約5000・メートル浚渫を行いました。

 本工事は、海上作業であるため天候、風の強さを見て作業を判断します。強風や豪雨の時は作業を中止しました。マリーナ利用者ともコミュニケーションをとり、最後までトラブルもなく、無事に工事を竣工することができました。

 また工事期間中である8月31日に伊目小学校の5・6年生を対象に現場見学会を行いました。屋内では浚渫工事をなぜ行うのか、浜名湖の干潮満潮の説明をし、屋外では、現場で船に乗り実際浚渫工事をしているところを近くまで行って見学してもらいました。伊目小学校の近くで工事をしているため興味をもってくれる子も多く、この見学会をきっかけに少しでも建設業に興味をもってもらえたら嬉しいです。この見学会は新聞記事にも掲載され大好評でした。

 私はこの浚渫工事を行うことで、伊目マリーナ利用者の人と話す機会が多くあり、地域の人の役に立てたのではないかと思います。航路を浚渫することで航行しやすくなったため、私も工事が終わってから船に乗るのが楽しみです。

担当:土木本部 福田 和世