工事名 | 令和3年度高規格幹線道路ICアクセス道路整備国庫補助事業 |
竣工年月 | 令和5年 1月 |
施工場所 | 浜松市天竜区佐久間町中部地内 |
令和3年度高規格幹線道路ICアクセス道路整備国庫補助事業
(国)473号佐久間中部道路改良工事は、天竜区佐久間町の新原田橋関連整備事業における最後の工事となります。施工延長は約260m、三遠南信自動車道佐久間ICへのアクセス道路の拡幅を目的とした工事です。
旧橋のメインケーブル一部破断に伴う橋の架け替え工事中に発生した落橋事故、新橋の工事中においても天竜川河川敷に仮設道路を設置したが大雨による増水や佐久間ダムの放流でたびたび通行止めとなるなど、多くの困難を乗り超えてきた事業となりました。
本工事は、舗装工と排水構造物工、自立式土留工、大型標識工が主な工事となります。工事中は、施工ヤードも狭いため現道を活用しながらの施工となり、更に舗装構成の総厚さが約50㎝あるため、即日復旧が難しく24時間片側交互規制を行う必要がある工事となりました。そのため、今回は工事用信号機を採用して交通誘導員の負担を減らす工夫を実施しました。静岡県では、工事用信号機を活用した工事は少ない傾向にありますが、近年の担い手不足の影響で交通誘導員も減少していることから、今後は工事用信号機を活用した工事が増えていくと感じています。
今回の工事で平成24年度から始まった原田橋関連事業が無事に終わることができました。地域住民の方には、ご迷惑をお掛けしましたが最後には感謝の言葉を頂くことができ、とてもよかったです。今後も無事故無災害で、地域住民の方に喜んでいただけるように施工をしていきたいです。