工事名 | 令和2年度 曳馬幹線耐震化工事 |
竣工年月 | 令和3年11月 |
施工場所 | 浜松市中区細島町、東区上西町地内 |
本工事は、大規模地震への備えとして、上水道幹線管の耐震化事業の一環として小池三島線 (丸塚バイパス)に水道耐震管φ600(ダクタイル鋳鉄管)を、土被り1.20m、延長570m布設する開削工事でした。
施工箇所は、交通量が昼夜とも非常に多く沿線に進学塾・住宅地があり工事制約の多い現場であるため、長期間の夜間工事であり、騒音に対しての配慮が必要でした。また、当初設計内容にも課題が多くあり対発注者との協議・大口径管の施工計画検討での難しさが目立つ現場でした。
水道工事の特長として、事前の情報収集、そこからの現場計画に高い精度が求められます。施工途中に問題が生じた場合、高い確率で工事がストップになります。またそれらを計画検討・決定に至るまでの与えられる時間が意外と短い事も特徴の一つかと思われます。準備段階から工事完成形のイメージ・確定を行い、効率よく計画を進めることが特に要求されため、今後の水道工事にも活かせるよう、準備も含めた施工技術向上に努めたいと考えております。