将来担い手不足が懸念されるこの業界に、少しでも興味を持ってもらうための活動として、10月31日に積志中学校にてキャリア講座を行いました。
講座の内容は建設業の魅力や中村建設の業務内容の説明をした後、前回同様事前に学校を点群データ化し、CIMのソフトで重機や写真を配置したデータの中をVRで体験するという流れでした。建設業や最新の技術を身近に感じてもらうためにVRのデータは使い回しせず、必ず各学校に合ったVRデータを作成し説明します。
講座終了後、学生のみなさんからお礼の手紙や感想文を頂くことがあります。建設業のことを知ってもらうことももちろん嬉しいですが、何よりも私が一番伝えたかった「地図に残る仕事」についての感想が沢山書かれていたり学校の先生方から感謝の言葉を頂くと発表して良かったと心から思います。生徒に伝わってほしい事と生徒が印象に残る事というのは私の伝え方次第で大きく変わります。人に伝えることの難しさを改めて実感しました。
講座用に作るCIMのデータは本来の用途とは異なりますが、様々なデータを作成していくうちにCIMのソフトの可能性を知ることができました。
現場、ICT関係共に勉強中ですが今回のような経験を生かして現場でCIMの応用ができるよう効率的に時間を利用し、機会があれば今後も学生に建設業の魅力を伝えていきたいと思います。