大規模現場の所長も担当。多くの人が利用する建物を担当できるのはカッコイイことだと改めて実感。

INTERVIEW

応募するきっかけは何でしたか?何のメディアで募集を見つけましたか?

大学卒業後、1年就職浪人をしましたが、地元浜松で名の通った会社と父から紹介を受けて入社にいたりました。

 

他に検討した企業はありますか?また、なぜそれらの企業ではなく入社を決意しましたか?

当時は設計事務所志望でしたが、まずは現場を知った方が良いと思いゼネコンへの入社を決意しました。

 

入社をした直後、社内の様子、仕事内容、研修制度などは入社前に思っていた通りでしたか?

社内はフレンドリーで親しみやすい人が多いです。
仕事内容は現場監督って何をするんだろう…?と仕事内容が全く分からない状態からのスタートでした。

 

現場管理を実際に進めていくなかで、肉体的にも精神的にも辛いと感じることもあり、当時は涙を流しながら働いていたこともあります。

 

仕事内容を詳しく教えてください。

現在は現場所長として様々な業務をかかえていますが、部下を管理する立場になり、デスクワークがとても増えました。

 

現場の統括管理の立場で、基本的現場管理(安全・原価・工期・工程)に加えて部下の指導、上級職会議、定例会議、役所やお施主様への説明用資料作成(打合せ資料作成や自主検査)など様々な業務を平行して行っています。

 

現場への指示や連絡については若手社員へ任せて、購買折衝や社内の原価書類の作成、部下の作成した書類の内容確認や手直しなどの事務作業を中心に行っており、若手社員のフォローもしています。

代表的な一日の仕事の流れを教えてください。

  1. 06:00 起床
  2. 07:30 現場到着、メールチェック
  3. 08:00 現場にて朝礼(当日の作業内容確認、各作業者の体調管理)
  4. 08:15 職人打合せ・現場巡回
  5. 08:45 事務所にて打合せ準備、工程ごとの自主検査、工事・原価・社内書類作成、購買折衝
  6. 12:00 お昼休憩
  7. 13:00 昼礼・現場巡回・部下への作業指示、明日作業の確認と段取りを部下へ指示
  8. 14:00 事務所にて部下が作成した施工図や工程のチェックバック
  9. 17:00 現場巡回後にデスクワーク続き
  10. 19:00 業務終了
  11. 20:00 帰宅 (夕食、趣味の時間)

日常の業務において、どういう社内のチームで仕事に取り組んでいますか?

1年目、3年目、4年目と19年目の私の4名体制で現場管理を行っています。

4年目の若手社員の指導を兼ねて極力若手社員に現場管理を任せ、対応が難しい部分や原価を含めた書類作成などをメインに担当しています。若手育成へ力を入れていますね。

仕事のやりがい、具体的に喜びを感じたエピソードを交えてお聞かせください。

自分が担当した建物を使っている人の顔を見た時が嬉しい瞬間ですね。
親戚の集まる場所で従甥姪たちから、通っている学校を聞いて「その建物を作ったのは叔父さんなんだよ。」と話をした後の羨望の眼差しが忘れられません。

 

多くの人が利用する建物を担当できるのは本当にカッコいいことなんだな。と改めて思いました。

 

苦労している点は何かありますか?

部下に意図が上手く伝わらないことに苦労しています。正直、私が入社した頃は先輩社員に俺の背中を見て覚えろ!と言われていた時代だった為、教えてもらった経験が少なく、教えることに慣れていません。

 

早く一人前になってもらい一人現場を任せたいと思うからこそ、うまく意図を伝えられない時はもどかしく感じます。

 

現在の仕事において、必要なスキルや資格はありますか?

コミュニケーションスキル・前向き(ポジティブ)・元気の3つですね。持ち前の明るさというよりも現場をこなしていく中で身につけていけたら問題ないと思います。

 

こんなスキルや性格の持ち主ははこの仕事に向いているというものはありますか?

明るくて元気な性格の人は施工管理に向いているのではないかと思います。現場の雰囲気にも直結してきますからね。あと、運動部出身の方の方が馴染みやすい仕事かもしれません。

 

職場の雰囲気がいかがでしょうか。

私が所長の現場ですので、楽しい雰囲気づくりを心がけています。現場のメンバーとの交流の場を設けるようにして、早めに仕事を終わらせてみんなでボウリングに行ったこともありました。

 

職場以外の場所でもコミュニケーションを取ることで話しやすくしたり、相談しやすい雰囲気づくりを心がけています。

ワークライフバランスの観点から現在満足されていますか?またその回答の理由を教えてください。

会社としては週休2日制で週に1回ノー残業デーも設けられています。しかし、担当する現場によっては工事期間中に休みが取りづらいことも正直あります。ただ、自分の業務調整で早く帰ったり、土曜日を休工にしたりと休める工夫を心がけています。

 

現場が完成し引き渡しを終えると1~2週間まとめて休めることもできるのでワークライフバランスとしてはある程度満足しています。

 

今後の目標をお聞かせください。

工事のプロフェッショナルを目指して、難しいと言われる現場も楽々とこなせる存在になりたいですね。若手育成にも力を入れて、私の育てた若手社員が褒められたり活躍していくところを見守りたいです。

 

育てた社員たちに追い抜かれないように頑張らないといけませんね!

求職者に向けてメッセージをおねがいします。

正直、激務ではありますが、自己満足・プライド・やりがいで乗り切れる仕事です。激務という思いが消し飛ぶほど、完成した時にはやりがいが感じられるのは建設業ならではかなと思います。

 

規模の大きな建物を一緒に作りましょう!フォローは慣れているので安心して来てください。