今回、静岡県が主催するテレワーク導入促進セミナーに参加し、当社の事例を紹介しました。
このセミナーはウエブで行われ、講師の講演に続き、中村土建㈱、当社、小柳建設㈱の順に事例を発表し、最後に講師と三社によるパネルディスカッションを行いました。
講師は、建設業で働く80％以上の人が「テレワークは無縁なもの」と考えている現状から、「テレワークの認識を変える必要性」を強調されました。
私からは、現場を「テレワークの場」とし、場所にとらわれずに働く働き方という考え方で、現場・お客様・会社という場を結ぶものとして、モバイルワークの推進を考えていく、という話をしました。モバイルワークの目的は、「時間・空間に潜むロスを無くす」ということです。
ＬＩＮＥＷＯＲＫＳを始めとした情報通信技術の活用が、仕事の処理能力をアップさせ、仕事の充実が「やり甲斐」に通じると思います。
最後に、小柳建設㈱の小柳社長が話されました。「自分は金融業から、急きょ父親に呼ばれて建設業の経営を任されるようになったが、まず考えたのは、社員にもっと楽に、楽しく働いてほしいということだった」ということから、ＤＸ推進を決意し、「自社の会議室に建設現場をもってくる」というホロストラクションを開発したそうです。特に「防衛モードの人」に対して、「まずやってみる」ことを強調されていたのが印象に残りました。